【初心者向け】ブロックチェーンの超簡単基礎知識1〜分散型ってなに?〜
はろーブロックチェーン。
りえへいです。
ブロックチェーンって結局なんなの?
ポイントを分かりやすく教えてよ、という方はこちらの記事からお読み下さいませ。
第一回目は、「分散」という部分に焦点をあてて解説します。
ブロックチェーンとは?
ブロックチェーン技術をあえて超簡単に言ってみると、
みんなで取引の記録を共有して、その取引を記録する台帳をそれぞれが管理する仕組み
です。
なので分散型台帳システムと呼ばれています。
うーん、イマイチピンと来ないですね。。。。
もしも日直日誌がブロックチェーンで運用されたら
ここでは学校の日直日誌を例えに考えてみたいと思います。
覚えていますか?日直システム。その日の挨拶の号令をかけたり、黒板消したり、
だいたい男女ペアでやるので、恋が生まれるのが少女漫画の鉄板ですよね。
その日直が、天気とか時間割とか授業の様子を書くのが日直日誌。
この日誌は先生によって管理され、その日ごとに担当の日直が記入し、先生に提出する仕組みです。
先生が管理人であり、中心になるので、中央型の仕組みと言えます。
これは管理する上で都合も良かったりするのですが、先生が日誌をどこかに紛失してしまうと、二度とその 日誌の情報は分からなくなってしまうなど、色々な問題もあります。
もしこの日直日誌の仕組に、ブロックチェーン(分散型台帳システム)を取り入れるとどうなるのか??
まず、みんな自分のPCに、日誌の最初のページの記録(データ)を持っておきます。
そして、日直が今日の日誌を書いて投稿したら、みんなでその投稿が本当に正しいのか確認し、確認ができたら、自分のPCの日誌にその内容を書き込みます。
要は全員同じ内容のデータを別々に保管しているイメージです。
こうしておくと、誰か一人が日誌のデータを紛失しても、ほかの人が全く同じ日誌データを持っているので安心です。
また、誰か別のクラスの生徒がなりすまして日誌にいたずら書きをしようとしても、クラスみんなでチェックをしているので、不正を見過ごすことがありません。
もう先生(管理者)とかいらないですね。
管理者不在で情報を分散して管理できる
情報を1箇所で管理するのではなく、同じ情報を、みんなでチェックしそれぞれで分散して保管している、これがブロックチェーン技術のめちゃくちゃ大事なポイントなんです。
この、管理者がいない、非中央集権的というところが、たくさんの技術者の心を捉え、そして私の心も奪われてしまった一番の魅力!
わたしは昔から人に命令されるのがどうしても我慢できない性質でして、、、w
上から目線の人って、なんであんなに偉そうにできるんですかね。
今までは権力とか莫大な資金とか高度な技術とか、そういう資本や富を蓄積したモノがパワーを持っていた時代でしたが、この分散型の仕組みが拡がれば、個人が自立と協調によって大きなパワーを持てる時代になると思います。
ただ、最近の仮想通貨の中には、特定の管理者を設定する仕組みの技術を持つ場合もあります。
私は個人的には、それはブロックチェーン技術・仮想通貨とひとくくりにしてもいいのかちょっと疑問なので、それはまた別の機会にお話ししたいですね。
とにかく管理者がいなくても、みんなで記録を正確に管理できるというすごい仕組みということが分かってもらえたら嬉しいです。
まとめ
ブロックチェーンは参加者全員で取引の記録データをチェックし共有して、それぞれ個別に記録の台帳を持っておく仕組みだよ!
誰か一人の管理者がいるのではなく、みんな同じ立場で、情報をチェックして保管して
いるので、分散型取引台帳と呼ばれるよ。