文系女子が仮想通貨に恋をした

仮想通貨に恋した文系女子です。海外のいろんな仮想通貨を紹介しながら、ブロックチェーンの未来に夢見たいと思っています。

NEMってなに?注目のブロックチェーンプラットフォーム

NEMはブロックチェーン技術のプラットフォーム

 ブロックチェーンのプラットフォームといえば、イーサリアムが有名ですよね。

イーサリアムの技術をベースとして、様々なアプリケーションの開発が進んでいます。

 

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今回ご紹介するNEMもプラットフォーム的存在です。

NEMは優れたAPIを持つため、基盤部分のプログラミングの労力が入らず、活用が容易だと言われています。

私はまだ全然プログラミング知識がないのですが、そんな私でも、NEMを使えば自分だけの仮想通貨が発行できるんです!

直感的に使えるアプリケーションがすでにあって、なかなか面白いですよ。

 

通過の単位はXEM(ゼム)

NEMXEMでちょっとややこしいので要注意です!

https://nem.io/

 

 

NEMの特徴その1 Proof Of Inportance 

NEMでは取引の承認の際に、Proof Of Importance というプロトコルを用いているのがとっても特徴的!

 

ビットコインやイーサリアムではProof Of Workといって計算力を持った人ほど、承認者になれる仕組みですが、NEMの場合は重要度が指標になります。

 

各アカウントには重要度スコア(Importance Score)と呼ばれるものを割り振られます。

これはNEM経済圏の中の総合的な重要度がどれくらいであるかを示すものということ。

 

重要度スコアが高いブロックほど採掘の可能性が高まる仕組みになっています。

 

具体的には、XEM所有量や取引量などによって決まる様ですね。

 

取引の承認プロセスはハーベスト

https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/ELFADSC00283_TP_V1.jpg

NEMでの取引承認の処理はハーベストと呼ばれています。

ビットコインで言うところのマイニングですね。

ハーベストというのは、収穫という意味で、マイニング(採掘)よりも、なんだか素敵な響きだと思いませんか?笑

 

XEMをたくさん持ってて、更にXEMをたくさん使ってNEMに貢献している人程、ハーベスト(収穫)によって利益を得られるという訳です。

 

Proof Of Workの様な計算パワーだけではなく、通貨所有量と活用度という2つの要素を掛け合わせて、取引を処理する方々に利益が分配される仕組みです。

 

この仕組みのおかげで、ブロックチェーンの維持に大量の電力も消費しないですし、処理の取引スピードも早くなります。

 

ハーベストするための条件は?

自分もハーベストできる様になりたいと思ったのですが、最低保有量が10000XEM以上が条件。

 

現在ではXEMの価格が100円を超えていて、100万以上が初期費用としてかかるので、なかなか手が出ない。。。

 

ただ、NEMは個人的にとっても注目しているので、コツコツと買っていきます。

NEMを活用したサービス開発をしたいと思っていて、その時にXEMが必要ですから・・・・!

プログラミング頑張ります。

 

NEMの特徴その2 mijinプロジェクトとの連携

別記事で紹介したNEOの様に、NEMでも同じ技術をベースとしたビジネス向けのサービスとして、mijinと言うのがあります。

youtu.be

mijinは取引所のzaifを運営しているテックビューロ株式会社が開発しているプライベート型ブロックチェーン製品です。

 

ビットコインやNEMなどは、パブリックブロックチェーンといって、取引の記録・承認者であるノードには誰でもなる事ができます。

一方で、プライベートブロックチェーンというのは、ノードになれるのは特定の管理者に限られます。

 

ビジネス利用に特化したプライベートブロックチェーン

企業がブロックチェーンを活用する上では、誰でも自由に管理者になれるのではなく、管理者が限定されている方が安心して使いやすいのはイメージしやすいですよね。

 

mijinは世界初で高速電子マネー勘定適用に成功、世界初勘定適用に成功、世界初マイクロファイナンス適用に成功するなど着々と商業サービスとしての実績を重ねてきています。

更にベルギーアントワープ市は行政デジタル化プロジェクトにmijinを採用しています!

 

jp.techcrunch.com

NEMとmijinの親密な関係

そんなmijinですが、NEMのコア開発者が参加するなど、技術的なバックグラウンドはNEMと同じ様になっています。

開発・マーケティングリソースの共通化やAPI仕様やドキュメントの共通化なども図られている様です。

 

オープンソースのコミュニテイとしてNEMがあり、営利企業としてmijin(テックビューロ社)があるということですね。

mijinが発展していくことで、NEMも一緒に発展していくことが期待されています。

 

mijinのことをもっと知りたい方はこちらの資料がオススメです。

file:///Users/rie/Downloads/mijin20170607%20(1).pdf

 

 

NEMの特徴その3 自分でモコイン(モザイク)が簡単に発行できる

https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/HIRA86_nekojyarasideasobu_TP_V1.jpg

これ、冒頭でも書きましたが私はめっちゃテンションが上がりました。

 

例えば同じプラットフォームのイーサリアムの場合は、イーサリアムの技術を応用して自分のコインを作成しようとすると、プログラミングの知識が絶対に必要です。

ちょっとチャレンジしてみたんですが、まだなかなか難しいんですよね。。。

 

一方でNEMは優れたAPIが公開されており、更にNano Wallet というものがあって、プログラミング知識がなくても、手順に沿っていけばコインが発行できます!

 

 

イメージ的には、カレーを作るときに、一からスパイスとか材料を集めて料理するのって結構大変ですが、カレールーさえあれば、子供でもカンタンに美味しくカレーが作れちゃう、という感じです。

このカレールーにあたるのがNEMのAPI。

 

なので、どうやって正しくコインを作るか、という部分は飛ばして、コインをどうやって活用していくか、ということに焦点を当てて、開発できます。

 

多くの人に活用の可能性が開かれているので、今後の裾野の広がりを感じさせます。

 

私も自分のコインを発行してみたのですが、なんだかとっても感動!笑

なんの価値もないコインなのですが・・・・笑

単純に色々触って楽しめるのがいいですねー。

 

NEMの特徴その4 日本コミュニティの盛り上がり

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 仮想通貨で支払いができるバーnem bar やフリーマーケットNEMketなど実際にNEMを活用しようというコミュニティたくさんあります。

nem bar楽しそー!

nembar.tokyo

 

東京に行く時に絶対いこう!

 

あと、このねむぐま屋さんという方が作成しているグッズが超おしゃれ、、、!

ねむぐま屋nembear@nem meetup物販 (@nembear) | Twitter

 

なんかそもそもNEMのロゴってデザインがおしゃれなんですよねー。

アクセサリーになっても違和感がない。

 

仮想通貨やブロックチェーンは結局どれだけ人に使われるかによって、価値が変わってきます。

なのでコミュニティが強い通貨は、これからの発展が期待できます。

 

そういう意味でもNEMはとても注目しています。

 

まとめ

NEMはブロックチェーンのプラットフォームを目指してるよ。

Proof Of Importance という重要度に応じてブロック承認者になれる確率が高まる仕組みを採用しているよ。

mijinというビジネス向けサービスと密な連携を取っていて、相乗効果に期待大。

優れたAPIが用意されているので、結構誰でもカンタンにブロックチェーン技術が活用できるのが素敵。

あと、コミュニティが盛り上がっていてとっても楽しそうなので、私も積極的に参加しようと思う!

仮想通貨NEOについてご紹介!中国版イーサリアムとは?!

はろーブロックチェーン。
りえへいです。
 

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今日は中国版イーサリアムと呼ばれる、NEOについて詳しくご紹介したいと思います。

どんなところがイーサリアムと違うのかなど、一歩踏み込んで解説します。

NEOとは?

 

NEOは2014年に中国で初めてブロックチェーンを用いたサービスとして誕生しました。 (当時はAntsharesという名称)

 

NEOは以下の3つによって、スマートエコノミーの実現を目指しています。

・ブロックチェーンを用いてあらゆる資産を電子資産化する

 

電子証明によって信頼性を保証する

 

スマートコントラクトによって自動的に契約を履行する

 

正直言って、イーサリアムとめちゃくちゃ似てます

 

イーサリアムと同じくブロックチェーンのプラットフォームを目指しており、実際に機能や出来ることも同じことが多いです。

 

Facebookやtwitterが出てきたときも、中国企業がうまく中国にあった形で取り入れ開発をしたサービスが中国市場を席巻しており、この辺は中国のお家芸ですかね。

 

ただ、単純にイーサリアムの中国版というだけには止まらず、NEOならではの特徴や注目ポイントもたくさんあり、ブロックチェーンを語る上では外せない存在になってきているのではと思います。

 

時価総額も2018/1/8現在、$6,570,525,000となっており、仮想通貨の時価総額で第14位の位置につけています。

 NEOの特徴1 ブロックチェーンの合意形成方法「dBFT(Delegated Byzantine Fault Tolerance)」

 

NEOでは、ブロック生成時の合意形成の方法としてdBFTというものを採用しているところがまず大きなポイントです!

他の仮想通貨での仕組みをご紹介

ここで違いがわかるように、他の仮想通貨ではどのような仕組みを採用しているのか、簡単にご紹介です。

 

例えば、ビットコインはブロックの生成の際に、Proof of Workという仕組みを用いており、ハイスペックなコンピューターでものすごい計算をすることができた人が、ブロックの生成者として報酬を受け取ります。

計算力の高いコンピューターを持っている人ほど利益を得やすい構造です。

最近はコンピューターの計算競争が激化して電力を大量に消費したり、コンピューターのパワーを持った一部の人達しかマイニングに参加できないなど、問題が出てきているんですよね。

 

現在はイーサリアムもProof of Workのプロトコルを使用しているのですが、このような問題の解消のため、近いうちにProof of Stakeという仕組みを採用する予定とされています。

 

Proof of Stakeでは計算力ではなく、コインの保有量と保有期間によって、承認者になれる確率が高まる仕組みとなっています。

Proof of Workと比較すると、エネルギー消費量は少なく、かつ短時間で処理が可能です。

 

ただ、これも結局はトークンという富によって承認者が決まる側面があり、富める者はますます富んでいくことに、、、、

なかなかどれも一長一短あって難しいですね。

 NEOのdBFTの仕組みとは?

PoWもPoSも基本的には、ブロックチェーンの生成や書き込みができるノードには誰でも自由になることができます。

 

一方dBFTでは、まず、ノード(NEOではBookkeeperと呼ばれる)になるためには、NEOトークンの保有者からの投票によって選出される必要があります。

 

議会政治の仕組みの様なイメージですね。

有権者の投票によって、代表者が決まり、その代表者たちがネットワーク維持のために働きます。

 

完全に管理者が初めから決まっている訳ではなく、あくまでトークン保有者の投票によって選べるため、一応パブリックなブロックチェーンと言えるかと。

 

なお、Bookkeeperになる人は電子証明によって、身元等の信頼を保証することとしています。

 

ブロック生成のプロセスはこうなります

・Bookkeeperの中からランダムに1人の代表者Aを選出

 

・代表者Aがブロックを生成し、代表者以外のBookkeeperがそのブロックの妥当性を検証して投票

 

・66%以上の賛成があれば、ブロックチェーンに繋げられる

 

・もし66%以上の賛成が得られない場合、新たに代表者Bを選んで、同じプロセスを繰り返す

 

投票によって選ばれたBookkeeperの中から更にランダムに代表者1名が選ばれ、その人の処理が正しいかどうかを検証するという方法です。

 

dBFTのメリット

・同じタイミングで別の人が処理するということがなくなるため、ハードフォークは起きません

 

・取引処理の速度が速くなります

 

・処理に多くの電力を消費しません

 dBFTのデメリット

・完全な分散、非中央集権の仕組みとは呼べません

現在ほとんどのBookkeeperはNEOチームによって運営されているそうで、NEOチームによって左右される仕組みという部分は否めません。

議会政治を考えても、議員に権力が集まり、一般の国民との差はどうしても出てしまいますよね。

 

ただ、中国でのビジネス展開の上では、こちらの方が既存企業と手をくみやすいのではとも感じます。  

ある程度、誰にどの様に運営されているのか分かる仕組みの方が、ビジネスをする上では安心できます。  

また、合意のスピードやファイナリティ、一貫性などが要求される様な場合は都合がいい仕組みです。

 

https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/hongkongDSC04753_TP_V1.jpg

 

NEOの特徴2 トークンはNEO とNEOGasの2種類発行される

イーサリアムでは、トークンはEther1種類です。

 

NEOでは、NEOとNEOGasというトークンがあり、NEOGasは新たなブロックが生成された際に、NEOトークン保有者にその保有量に応じて配当として与えられるものになります。

 

銀行にお金を預けてたら金利がつくみたいなイメージでしょうか。

ただ、これは単純にNEOトークンを保有することへのインセンティブになるだけではなく、取引の手数料を抑える役割もあって、なかなか面白いです!!

 

ブロックの生成者であるBookkeeperは、処理の際には高い手数料がもらえる方が儲かります。

(ビットコインの取引手数料が上がっているのも、マイナーが高い手数料の取引から処理しているからという側面も)

 

ただ、NEOの取引手数料が高くなってしまうと、NEOのブロックチェーンを利用する人が減少してしまうことが想像されます。

NEOは手数料が高いので、イーサリアムを使おうなど。

 

一方でNEOの保有者は、取引が行われブロックが生成された時に、NEOGasがもらえます。 (手数料がいくらかとか関係なし!)

 

そのため、とにかく処理が沢山行われる方が嬉しいです。

 

そこで、もし高い手数料を取るBookkeeperが現れた場合、その人を解任して、新たにもっと安い手数料で処理するBookkeeperを選ぼうぜ!という動きが可能です。

 

Bookkeeperは自分だけの利益を求めるのではなく、全体の利益を追求する必要があり、手数料が低く抑えられるようになるだろうと思われます。

 

結構上手に仕組みを作っているなーと思うのですが、この辺りは実際にNEOがもっと使われるようにならないと、本当に上手く機能するのかは分からないですね。

 

NEOの特徴3 Onchainとのパートナーシップ

NEOの今後の拡大を考えると、ここが注目ポイントかと思います。

 

NEO創始者のDa HongFeiとErik ZhangはOnchainという企業を設立しており、NEOと密接なつながりを持っています。

 

NEOはパブリックなブロックチェーンのプラットホームを目指したコミュニティベースのプロジェクトですが、Onchainは営利企業としてブロックチェーン技術を中国ビジネスへ適用することに主眼を置いています。

 

このOnchainが、中国国内で大きな存在感を出してきている様なんです。

 

・マイクロソフトと複数プロジェクトの戦略的パートナーシップ結ぶ

 

・KPMGの中国Finch top50に選出

 

アリババとメールサービスに関してパートナーシップを結ぶ

 

・中国の行政府とコラボ

 

あと、日本の経産省もOnchainに出向いて交流をしているみたいですね。

公式ページにこの辺の情報が色々書いているのですが、リンク先の記事は中国語が多かったりするので雰囲気理解です・・・。

 

こんな感じ。

 

こう見るとマイクロソフトやアリババなど超有名大企業とパートナーシップを結びながら着々と中国ビジネスへの足場を築いている様で、この創業者2人はすごい・・・!! そして流石のスピード感。

 

ちなみにNEOとしてもマイクロソフトの協賛で、開発のコンテストを開催しています。

将来的には、NEOとOnchainのブロックチェーンシステムがNEOx というプロトコルによって繋がることを想定している様で、中国のブロックチェーン関係はこの二人が牛耳るのでは?という気もしますね。

今後の注目点

 中国政府の動き

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NEOが成長していくかどうかを考える上で、なんといっても最大のリスクは中国政府の規制に捕まらないかどうかというところだと思います。

 

現在中国ではICOや仮想通貨の交換は禁止されています。

今後どこまで企業への規制が入るかは分かりませんが、政府からの動きがあれば、一気にサービス終了という可能性もゼロではありません。

 

ただ、すでに創業者はOnchainという企業でうまく中国ビジネスの中に入り込んでいる様子もあり、また、今後中国政府によってブロックチェーン技術の活用が進められる可能性もあります。

 

いずれにせよ、こればっかりは何があるか本当にわからないので、もし投資しようとする場合も、あくまで余剰資金の範囲でやることを鉄則として、常に情報収集をしておくのが大切かなぁと思います!

 

開発コミュニティCity of Zion

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NEOでのDAppsの開発などを行う有志によるCity of Zionというコミュニティがあり、活発に交流が行われている様です。

 

NEOの運営が資金面で支援するなど、力を入れてサードパーティーの動きを盛り上げようとしている様子が見えます。

 

また、イーサリアムはSolidityという独自の開発言語でプログラミングする必要があるのですが、NEOはJavaC#など一般的なものが使えるので、開発者の参入のハードルは低いのではと思います。

 

実際にDAppsも沢山出てきており、中国でのブロックチェーンへの勢いを感じます!

 

どれだけ実際に使われるDAppsが出てくるかなどが今後の注目ポイントですね。

 

ただ、やっぱりNEOを追いかける上で、中国が読めないと1次情報に迫れない、、、、 中国語ができる方はぜひいろんな情報発信してください!

 

まとめ

中国版イーサリアムと呼ばれるNEOですが、独自の合意形成の仕組み(dBFT)を採用するなど、イーサリアムを参考にしながら、自分たちなりの進化をしようとしている様です。

 

正直、イーサリアムと比較した時には、プラットフォームとしての魅力やスケール感、安定性は、イーサリアムの方が強いと私は思います。

もし私がDAppsを開発しようとしたときに、NEOを採用するのはリスクを感じて選べません。

 

あと、やっぱり私はブロックチェーンの分散・非中央集権的なところに魅力を感じるなので、dBFTは既存の権力の枠組みに見えてしまったり。。。。

 

ただ、中国でのブロックチェーンビジネスという点からは、NEOに軍配があがると思います。

中国向けにDApps開発するならNEOでしますね。

 

中国というマーケットだけを見ても潜在的な需要は大きいので、伸びしろは十分。

創業者は中国でのビジネスフィールドでも着実に経験を積んでいる様で、今後に期待感があります。

 

中国でうまくいけば、周辺のアジアへ広がっていく可能性もあります。

まぁとにかく心配な点は、中国政府の動きですねー。

 

アジア発のプラットフォームがどうなっていくのか、今後も楽しみな存在です!

 

<参照>

 
※こちらの情報は、自分なりに調べて精一杯まとめたものですが、理解の間違い等あるかもしれないので、
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amazonがビットコインの脅威になるかもしれないというお話

はろーブロックチェーン

りえへいです。

 

今日はこの記事をゆるくご紹介です。

 

hackernoon.com

 

単なる推測記事ではあるのですが、amazonが仮想通貨を採用する、という未来が語られています。

そうなると当然、採用される仮想通貨が、仮想通貨界のトレンドを握ることになるだろうというお話。

今はビットコインが最大の価値を持っていますが、巨大企業のチョイスによっては、その座がすぐに脅かされるかもしれません。

 

決済の手段の一つとして、仮想通貨が当たり前に認知されていく流れができているのが面白いです。

個人的には、amazonが管理者を制限した独自通貨を発行し始めると、ますますamazon支配が強まりそうなので、それは避けてほしいなーと思ってます。

やるならオープンソースな仕組みでやってほしいですね!

 

 

amazonは去年940億ドルも売り上げがあった世界最大のオンライン販売所

 

・様々な決済手段があるものの、まだビットコイン含めて仮想通貨を支払い手段として採択していない
 
・暗号通貨は取引処理に制限があるのが理由の一つと考えられる
 
・公式発表はまだないがビットコインではないものを模索している様子が見られる
10月31日にはamazonethereum.com, amazoncryptocurrency.com,  amazoncryptocurrencies.comのドメインを購入したことを発表
 
・もしアマゾンが仮想通貨を取り入れないなら?
ビットコインは販売網を取り込むことができなくて、通貨としての価値が傷つけられるかも
 
・もしアマゾンが他の仮想通貨を取り入れたら?
仮想通貨のトップの座を明け渡すことになりそう
 
・もしアマゾンが自分で仮想通貨を作ったら?
仮想通貨界に大きな技術的風穴をあけるかも。
 
・すでに大企業が独自のトークンを立ち上げた例として、2017年9月にKikがICOを行なって7500万ドルを調達した事例がある。
 
amazonコインを発行して割引で購入できるようにすれば一気に拡がるだろう。
 
・とにかくamazonが仮想通貨を採用すればその通貨が注目されることは間違いなし!

 

 

ブロックチェーンによる出版のプラットフォーム、Publicaってどんなサービス?

 はろーブロックチェーン。
りえへいです。
 

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今日はブロックチェーンを用いた出版のプラットフォームを目指すPublicaについて、一体どんなサービスを提供しようとしているのかご紹介したいと思います。
 
はじめて海外サービスのホワイペーパーを最後まで読みきりました!笑
前提知識が乏しくて、頭の中に残らないので、コツコツと全訳したらやっとそれなりに分かりましたー日々精進。
 

出版界にブロックチェーンがやってきた

 最近日本でも、出版社の幻冬舎さんがクラウドファンディングのプラットフォーム企業のCAMPFIREさんと組んで出版のプラットフォームを立ち上げようとしているのが話題になっていますよね。
 
プレスリリースでは、仮想通貨におけるトークン発行というものにも言及していますが、海外ではどんな取り組みが進んでいるのでしょうか・・・?
 

Publicaのベースとなる仕組み

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Publicaはイーサリアムのブロックチェーン技術、スマートコントラクトを仕組みのベースとしています。
 
スマートコントラクトというのは、簡単にいうと、契約内容がネットワーク全体で共有され、取り決めに従って、自動的に契約が処理される仕組みです。
 
契約の改ざんが不可能と言われており、また、契約内容がわからなくなってしまうという心配もありません。
 
 
 
 

Publicaの特徴その1 本のデータは、分散型ストレージに保管される

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例えばアマゾンから電子書籍を出版しようとすると、データはアマゾンのサーバーなど、その企業が保有する場所に保管されることになります。
 
一方Publicaでは、ブロックチェーンの仕組みを利用して、分散型のストレージに書籍のデータを保管します。
これによって、データの消失や改ざんの心配がなくなり、また、誰がいつこの本を読んだのかなどの記録を全て取ることが可能になると思われます。
 
 

Publicaの特徴その2 それぞれの本のデータを読むためのアクセスキー(READトークン)を著者が直接販売する

https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/Photoelly042_TP_V1.jpg

これによって、中間手数料がかかることがなくなり、また、値段や販売数、ボリュームディスカウントなども著者が自由に設定できます。
 
さらに、まだ本が完成する前に、本を読む権利を販売することも可能になります。
クラウドファンディングをブロックチェーン技術を用いて行う仕組みです。
 
本を作りたいけどお金がないからと諦める必要はなく、本のアイデア段階で資金を集め、実際の本づくりを進めていくことができるようになります。
 
また、これらの契約内容をブロックチェーン上に記録しておけば、あとはその内容に沿って自動的に契約の処理が行われていくことになるので、煩雑な事務手続き等は必要とされません。
 
 

Publicaの特徴その3 PublicaでのREADトークンの販売などの取引は、Pebblesというトークンによってのみ支払いが可能

これが、分散型ストレージを維持する上での肝になるのではないかと考えています。
 
Publicaのジョセフ・マーク氏自身は以下のように語っています。

Publicaに独自のトークンであるPBLが欠かせない理由について、「出版業界における決済額には個々でかなりの差がある。法定通貨はその点効率が悪く、通貨によっては大きな金額を1度に動かせないという問題もある。そもそも、出版業界の人たちには収益をすぐに現地通貨へ変えるニーズがない。というのも、収益のほとんどは次のプロジェクトにそのまま利用されたり、制作に関わっていた人たちに分配されたりするので、いちいち現地通貨に両替する意味もないし、為替費用もばかにならない。(中略)私も自分のお客さんにどの通貨で支払ってくれなんて伝えたくない」と続ける。

 
この仕組みによって、出版という範囲内での新たな経済圏の構築をPublicaは目指しているのだと思います。
 
また、ここから先は、Publicaのホワイトペーパーなどに載っていた話ではなく、私の推察になるので、単なる仮説として読んでくださいませ。
 
Publicaに限らず、なぜブロックチェーン技術を用いたサービスは独自トークンを発行するのか、という話です。
 

トークン発行の目的はなに?

 

Publicaの特徴の1つ目の分散型ストレージは、分散して保管するという仕組み上、多くの参加者(分散して保管する人)が必要になります。
 
そしてこれは、Publicaのスタッフではなく、Publicaの仕組みに賛同する、もしくはメリットを感じる人たちによって運営されることになると思います。
 
※ホワイトペーパーには以下のような記述があります
The Publica protocol continues working even if Publica-the-organization goes away.
(たとえPublicaの組織がなくなろうと、Publicaのプロトコルは続いていきます。)
 
ビットコインにおけるマイナー(取引を処理する人)と同じような役割だと思ってください。
創始者のサトシナカモトが関与しなくなっても、ビットコインの仕組みは続いているのと同じイメージですね。
 
そしてこの時に、単に思想的に Publicaの考えって素晴らしい!と思う人がボランティアで参加するだけではなく、現実的な利益もあるといいですよね。
この利益(報酬)となるのがPebblesという独自トークンだと思います。
 
独自トークンでの支払のメリットは、まず法定通貨(円やドル)を持たなくても報酬を支払うことができる点にあります。
 
そして、次が仕組み上重要なのですが、Publicaの価値を高めることへのインセンティブになるという側面も持ちます。
Publicaというサービスの価値が高まるとPebblesトークンの価値(価格)が上昇することになる(だろう)からです。
 
一般的な企業の株価が、企業利益が増大すると上昇するのと同じようなイメージでしょうか。
 
ただ、株の場合は持っていても、普通はその企業の価値を高めることに寄与できることはほとんどありません。
一方で、トークンの場合は、自分自身が実際にそのサービスの担い手として参加し活動することで、直接的に価値を高めることができる可能性があります。
誰にでもオープンに開かれたブロックチェーンならではの仕組みです。
 
うーん、まだまだ普通の会社員として生きてきた感覚からは理解しきれていないのですが。。。。
 
 
Publicaの話から、だいぶ逸れてしまった!
 

Publicaの今後の動きに注目!

Publicaの目指す未来は、出版の仕組みの主導権を著者自身の手に与えることなのかなと思います。
資金調達から、販売、流通、マーケティングまで、ブロックチェーン技術を用いてワンストップで、シンプルに、そして中間費用なしに実現してしまえる可能性があります。
 
そうするといままでの出版ではできなかったいろんな形が実現できそうですよねー!
 
面白そうな企業なので取り組みに注目です。
HPを見る限り、開発は進んでいるようで、本のICO、出版までのデモ動画なんかもありました。
 
とにかくシンプルで簡単そうな印象です。
 
 
下記の記事では、まずは、出版のクラウドファンディング、ICOの事業からサービスをスタートすると書いてありますね。
 

まとめ

ブロックチェーン技術を用いた出版のプラットフォームを目指すPublicaに注目!
著者が費用と労力をかけることなく、資金調達、企画、流通、マーケティングまで自らの手で主導的に行うことができるようになるかも。
 
今までにはない出版の形が色々実現できたら楽しそう!
 
 

ブロックチェーン技術と利益の考え方

りえへいです。
 
今年最後は、ブロックチェーン技術を用いたサービスを作る組織がいかに利益を得るのかという仕組みについて、考えたことを書いておきたいと思います。
 
最近仮想通貨(トークン)を発行する組織が出している、ホワイトペーパーを読んでいます。
ホワイトペーパーというのは、要は自分たちはこれからどのようなことをやっていきたいか書かれた、事業計画書のようなものです。
いろんなサービスやプロジェクトのアイデアが詰まっていて、読むとなかなかワクワクします。
 
 
ただ、事業計画書と決定的に違うなと感じるのが、利益をどうやって生み出すのかという記述がほとんど見当たらないことです。
通常の企業であれば、プロダクトやサービスからどうやって収益を上げるかということが最重要事項です。
そこが存在しない企業というのは、あり得ません。
 
例えばメルカリのようなプラットプラットフォーム企業は、サービスへの参加者(出品者や買い手)から手数料をいただくことで収益を生んでいます。
 
一方で、ブロックチェーン技術を用いたプラットフォームでは、このような手数料は基本的に徴収せず、直接売り手と買い手を結びつけて支払いをブロックチェーン上で自動的に完結させます。
厳密には取引のための手数料がわずかにかかりますが、それは、プラットフォームを作った企業に入るわけではありません。
ブロックチェーンによる仕組みは、基本的に様々な自由なプレーヤーによって維持されており、そこに手数料は支払われることになります。
 
ではどうやってこのプラットフォームを立ち上げた組織の人たちは、利益を得るのか。
それはプラットフォームの価値を高めることで、プラットフォームで使用できるトークンの価値を高めることにあります。
 
この部分が既存の企業利益の考え方とは圧倒的に異なっており、ここの理解をどうやってうまくすればいいのか、2018年に向けた私のチャレンジです。
 
ブロックチェーンは、テクノロジーと社会科学と数学と金融とそのほか様々な要素が重なり合った生態系だとつくづく思います。
 
2017年、ブロックチェーンに出会えて楽しかった!
2018年もよろしくね。

【初心者向け】ブロックチェーンの超簡単基礎知識3〜ハッシュってなに?〜

はろーブロックチェーン。

こんにちは。りえへいです。

 

今日は暗号化のもう一つの重要技術、ハッシュ関数についてサクッとお話しします。

 

ハッシュと言えばハッシュタグしか思い浮かばなかったりえへいですが、ブロックチェーン関連本では頻出必至のとても大事な技術です。 

 

ハッシュ関数とは?

ハッシュ関数は、

1.ある入力値に関して常に同じ値を返す

2.ただし、どのような値を返すのかが、全く予想できない

という性質を持った数学上の仕組みです。

 

また、ハッシュ関数から得られた値をハッシュ値と呼びます。

 

みなさん数学の1次関数って覚えていますか?

y=3Xとかいうあれです。

例えば、X=2の場合、yは6になりますね。

 

この場合、X=2という入力に関して、常に6を返すため、ハッシュ関数の1.の性質は満たしています。

しかし、どのような値になるのかというのは、6だと簡単に計算できてしまうため、2の性質は満たしていないということがお分りいただけるかと思います。

 

このような1次関数とは異なり、ハッシュ関数では、入力値からは想像もつかないような値が返ってきます。

 

1文字違うだけで、返ってくる値が全然違うんですよね。

 

ハッシュ値を実際に調べてみよう

以下のサイトで実際にハッシュ値を生成してみました。

tool-taro.com

 

「りえへい」と入力するとハッシュ値はこうなります。

AF51A0C12D72B03F264B729EBCB54EC4DF2153BD8D

5AC0CF6A69340C56D1A26454DDF5BCFB81A3ADBC99

175617969F2ECBD3F9FA505372DDD348BA5F096D4A84

 

「りえへん」と入力するとハッシュ値はこうでした。

F21312AB514D788E95C2AB208A74C955821F662E3F7

116A4AD1B4509D0518AFB4551F4F0D1F95A96BEF4FC

00B5C4AB1C371E729D95FD233F076264842ED3A55A

 

全然違う、、、、そして意味は全くわからない!笑

 

ちなみに、このハッシュ値はどんなデータを入力しても128桁の文字列が返ってきます。

(SHA-512という方式の場合)

なので、例えば小説一冊分の文字を打ち込んでも、128桁の文字列が生成されます。

そして、仮に小説の文字が1文字違うだけで、出てくる数字は全く異なります。

 

ハッシュ値を比べることで、データが改ざんされていないか一発で分かる

これはとても便利な仕組みで、2つの本を渡されて、全く同一の中身かどうか検証しろと言われたときに、わざわざ文章を1文字ずつ見比べる必要はありません。

ハッシュ値を生成すれば、128桁の文字列が同じかどうかチェックすれば簡単に調べることができます。

 

つまり、データの改ざんが行われていないか一瞬で見抜けるんですよね。

 

ハッシュ値からは元のデータは分からない

また、このハッシュ値の重要なポイントは、ハッシュ値から元のデータを復元することが不可能な点です。

 

 「りえへい」のハッシュ値は一瞬で、AF51A0C12D72B03F264B729EBCB54EC4DF2153BD8D

5AC0CF6A69340C56D1A26454DDF5BCFB81A3ADBC99

175617969F2ECBD3F9FA505372DDD348BA5F096D4A84

 と出せますが、

AF51A0C12D72B03F264B729EBCB54EC4DF2153BD8D

5AC0CF6A69340C56D1A26454DDF5BCFB81A3ADBC99

175617969F2ECBD3F9FA505372DDD348BA5F096D4A84

がなんという言葉から生成されたハッシュ値か逆算することは不可能なんです!

 

うーん、何度考えても摩訶不思議でよくできた仕組みだなと思います。

 

このハッシュ関数と先日記事に書いた公開鍵暗号を組み合わせによって、ブロックチェーン上では電子署名の確からしさを保証しています。

 

ひとまず、今回はハッシュ値が何かということがぼんやりとわかってもらえると嬉しいですー!

 

まとめ 

ハッシュ関数とは、どんな値が出てくるか全く予想ができないびっくり箱みたいな仕組みだよ。

でも同じ内容を入力すれば、かならず同じ数値が出てくるのがまた不思議。

この性質を利用すれば、大きなデータも一瞬で元データに変更が加えられていないかを見抜くことができるよ。

イケハヤさんの0xprojectについての記事が面白くてためになったのでシェア

りえへいです。
 

0xprojectの記事について

私が仮想通貨に興味を持ったのはイケハヤさんの発信がきっかけやったりするのですが、ブログ読んだりツイート見てると面白い情報の宝庫ですね。
全力で技を盗んで、自分も人に役立つ情報発信していきたいなーと思います。
 
さて、イケハヤさんがブログで0xprojectについて説明している記事が面白かったのでシェアです。
詳しくは記事を読んでもらうのが早いのですが、0xprojectは、中央集権的な取引所を介さずにトークンを交換出来る仕組みの提供のようです。
 

分散型の取引の仕組みをどのように構築するのか

記事に出てくる「流動性のプール」概念は面白いですねー。
 
トークンに限らず、金融の取引所というのは、売りたい人と買いたい人がいないと成り立たない仕組みです。
「取引」なので、当たり前ですよね。
 
そして、売りたい人と買いたい人が集まれば集まる程取引が活発になるので、益々その取引所に人が集まってくるという性質があります。
ただ、そうして一極集中化すると、あとはその取引所の仕組みに支配されてしまうという負の側面も。
 
0xでは、いろいろなイーサリアムのサービス企業に参加してもらい、各企業のトークン交換の需要を集める(プールする)事で、
1社だけでは売買の需要を十分満たせないところに対応していこうとしているのかと思います。
 
例えば、普通はアメリカに行けば日本円は使えないですが、企業が連携して円ドルの両替需要を集める事で、わざわざ両替しなくてもほとんど手数料もなしで、日本円のまま使えるみたいな感じでしょうか。
 
しかし、0xprojectのホワイトペーパー読んでも歯が立たず、まだまだ1次情報理解が不十分です。。。
 

本当に中央集権的な仕組みって効率的なの??

ブロックチェーン技術では、今まで中央集権にしたほうが一見都合が良さそうな仕組みを、分散したうえで効率化できるかもしれないということに気づかせてくれます。
 
ブロックチェーン周りの話って、自分の日常の物事の捉え方じゃ理解できなくて、抽象度を一段上げないと全くわからない事が多いです。
奥が深くて難しくて面白い!
 
んで、この記事の中でAragonというプロジェクトの人が書いた英語のブログが貼ってます。
(Aragon自体は、分散型の組織を運営するための仕組みを提供しようとする企業)
 
英語なので、読めなくて残念な人もいたのでは?というのと、自分の理解のために日本語訳したので、シェアします。
うまくまだ理解できていない部分もあり、訳に誤りがあるかもなんで、もし気づいた人はご指摘下さい。
 
急に難しい話で置いてけぼりの人すみません!
 
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トークンセールは資本を得る為の新しい仕組みというだけではなく、ゲームのルールを変えるものです。
民主的にアクセスできる新しいタイプの資産によって、トークンセールは世界中の人々や組織に、本当のインセンティブをもたらします。
 
だからこそ私たちは、最初のリリースからAragonの重要な特徴のひとつであるトークン発行を作りました。
 
Aragonと共に、組織はプライベートでもパブリックでもトークンセールを始める事が出来、トークンを交換してイーサを受け取る事ができます。
 
資本集めは決して組織にとって簡単ではありませんでした。
 
しかし、Aragonでのトークンセールには制限が少しありました。
組織はイーサしか受け入れる事ができず、セールでカスタマイズできる要素は限られていました。
 
Aragonにはもう少し柔軟性が必要です。
例えばAragonはDai Atablecoin Golem Network Tokens Gig Gold Token そのほかのいかなるトークンも、トークンセールの際に求めがあれば受け入れるべきです。
 
本日、0xと提携することで、Aragonはどんなトークンも受け入れる事ができるようになったことを発表できてとても興奮しています。
0xはイーサリアム上の非中央的交換システムのプロトコルであり、ユーザーが中央取引所なしにトークンを交換できるようにしています。
契約によって透明性のあるトークン交換を可能にすることで多くの中央集権的取引所に終止符を打ちます。
 
私たちは世界の多くのトークンを信じています。
 
Company RegistryのAragonのトークンを持っていると想像してみて下さい。
0xによって、持っているトークンをAragonの他の組織のトークンも含めて、あらゆるトークンと透明性の高い交換する事ができます。
0xを使用する事で、Aragonの組織に対して完全な経済的概念を提供できるでしょう。
あなたの組織を安定的なコインで運用したいですか。もちろんする事が出来ます。
私たちには、大きなマイルストーンがあり、0xチームとともに働いていくことを楽しみにしています。
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まとめ

イケハヤさんが、非中央集権的な仮想通貨の交換を行う仕組みを提供する0xprojectの記事を書いてて、面白かったよ!
Aragonという企業は、この仕組みを取り入れることで、今までイーサという仮想通貨でしか利用を受け入れられていなかったけど、他のトークンも利用できるようになって喜んでいるよ。
通貨の交換って取引所に手数料を支払って行うものだと思ってたけど、実は違う仕組みが構築できるのかも・・・!